無線でインターネット接続を検討している方に、おすすめできるのはWiMAXです。通信速度、通信エリア、通信容量、それにコスト、どれをとっても他のWi-Fiより優っています。
WiMAXは面倒な回線工事の必要がありません。光回線よりもローコストで、うまく使えば通信量の制限を気にせずにインターネットを堪能できます。
WiMAXを使うためにはルーターが必要です。このページではWiMAXルーターについて、種類から選び方までくわしくご説明してまいります。WiMAXルーターが無料になる契約の注意点もご案内しています。
Contents
WiMAXはルーターが必要
WiMAXの導入はかんたんです。
WiMAXの導入手順

- ルーターの機種を選ぶ
- プロバイダーを決める
- 申し込む。
これだけです。即日発送に間にあえば、申し込みの翌日に届きます。届いたその日から使えます。 ①、②を逆にして、先にプロバイダーを決めて機種を選ぶやりかたでも構いません。ルーターはどのプロバイダーでも、扱い機種は変わりません。同じアイテムから選ぶことになります。
ここでいうプロバイダーとはWiMAXの提供事業者のことです。プロバイダーの詳細、あるいはプロバイダーの選び方については別の記事でご説明しています。あわせてご覧ください。
ルーターとは端折って言えば、パソコンやスマホなどの端末機器をインターネットにつなぐ機器です。有線接続もあれば無線接続もあります。WiMAXの場合も有線接続は出来ますが、主として無線接続で使うのが一般的です。
パソコンやスマホを「端末」と呼びますが、WiMAXルーターも「端末」と表現されることがあります。パソコンやスマホは通信が中継によって運ばれてきた最後、末端の機器ですからまさに通信端末です。ルーターは、異なるネットワーク間を相互接続する通信機器ですが、狭義にはデータ通信の端末機器をいいます。WiMAXルーターの場合はこれにあたります。
WiMAXルーターの価格は1万5千円から2万円ほどですが、0円(無料)としているプロバイダーも少なくはありません。ルーターを無料とするには、ギガ放題3年プラン、クレジットカード払い などの条件が伴います。後ほどご説明します
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WiMAX ルーターを選ぶ【ホームか モバイルか】
プロバイダーを選ぶ前に、ルーターについての基本を抑えておきましょう。どのプロバイダーもオリジナルのルーターはありません。同じ種類から選ぶことになります。
WiMAX2+のルーターはホームルーター と呼ばれる室内専用のものと、外出先へ持ち歩きのできるモバイルルーターとがあります。どちらも選択できる機種は多くはありません。それぞれ2種類、合計4種のルーターから選ぶことになります。これらはかつてのスペックを遥かに超えた通信速度に対応しています。この4種以外のルーターはすでに扱っていないプロバイダーもあります。
4機種ともハイスピードプラスエリア モード(HS+A)に対応しているルーターです。ハイスピードプラスエリア モード(HS+A)は高速通信モードです。普段、家庭など決まった場所で使う場合はハイスピードプラスエリア・モードにする必要はあまりないかもしれません。私は使うことはほとんどありません。
それでも「映画視聴の際にはハイスピードプラスエリアモードにしたい」とか、「外出先の電波の状況が良くない」ということなどもあるかも知れません。 WiMAX2+ルーターではハイスピードプラスエリア モード(HS+A)機能の搭載はいまや不可欠なものとなっています。
fa-wifi参考記事➡︎ハイスピードプラスエリアモードって?
いまやパソコン、スマートフォンだけではなくゲーム機やビデオレコーダー、スマートスピーカ等々たくさんのガジェットがインターネット接続を必要としています。WiMAXルーターは複数台の端末機器にインターネット接続が出来ます。例えばWiMAXホームルーターのSpeed WiFi HOME L02 という機種は42台、モバイルルーターでも16台が接続できます。
私が選んで使用している機種はモバイルルーターのSpeed WiFi NEXT W06です。理由は簡単です。室内・外で使用することを想定しますと、速さ・繋がりやすさ・使いやすさにおいてどの機種よりも優れているからです。パソコン2台とiPAD,iPhoneの計4台を常時接続していて速度低下を感じることはありません。同じ室内でこの程度の台数ならモバイルでも問題はなさそうです。
とは言っても、ホームルーターの方がモバイルルーターより受信の感度は優れています。外出時はWiMAXの必要はないが、家では複数の部屋へ電波を届けたいなど、家庭に限って常時複数台を接続するのでしたら、ホームルーターを選んだ方が無難ではあります。
ホームルーター にはホームルターならではの使い方があります。また、機種によってそれぞれの特質があります。次の項からWiMAX2+のホームルーターとモバイルルーターにわけてその特徴などをご紹介します。
以下このページ内では、下のように機種名を略して記す場合があります。
- ホームルーター
- Speed WiFi HOME L02 ➡︎HOME L02(またはL02)
- WiMAX HOME 02 ➡︎HOME 02
- モバイルルーター
- Speed WiFi NEXT W06 ➡︎W06
- Speed WiFi NEXT WX06 ➡︎WX06
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WiMAXルーターの口コミ
fa-user-circle工事待ちしなくていいのは便利
前の引っ越しのときはネット回線の工事くるまでネット使えないの不便だったけどWiMAXは工事待ちしなくて良いのは便利だな。fa-user-circleすぐ使えるし、節約になる!
Wimaxの1Gルーター。実測で下り130Mとかかなりハイスピード。もう固定回線とかじゃなくて、こういう端末の時代になった!
fa-user-circle-o初めての引越しも安心
回線工事の予約待ちや立ち合い不要。就職や結婚などのライフイベントや急な異動による転勤で引越してもすぐ使える!コードレスでお部屋すっきり!fa-user-circle-oビジネスにも便利
家でも外でも使えるから、出張するときの必需品!データ容量もたっぷりで、仕事でもプライベートでも!
ホームルーター【コンセントに挿せばすぐ使える】 ということは。。。
WiMAXホームルーターの特徴は光回線などの固定回線に比べて設置が簡単であることです。コンセントにさせば即使えるわけです。「コンセントに挿すだけでWiFiが使える・・置くだけでwifi接続」などという宣伝広告をよく見かけます。逆に言えば コンセントに挿しておかなければ使えないわけです。ホームルーターはバッテリー動作には非対応の機種です。
WiMAX モバイルルーターは電源につなげば使えるし、充電すれば外出時も持ち運びができるルーターです。WiMAXモバイルルーターなら充電すればコンセントすらいらないわけです。
ホームルーターとモバイルルーターとでは使用目的が異なります。ホームルーター が優れている点は機器接続の台数の多さや電波の届きやすさです。
自宅だけで使うなら、ホームルーター
ここでモームルーターの特徴を整理しておきましょう。
1.同時に多くの機器接続ができる。 \工事不要で宅内に最適/ホームルーター(画像リンク:ブロードワイマックス)
- Speed Wi-Fi HOME L02なら42台まで同時接続ができることになっています。(LANポート×2台、2.4GHz、5GHz各20台まで)
モバイルのSpeed Wi-Fi NEXT W06は同時接続は16台です。 - LANポートは2個ついています。ホームルーター から端末への有線接続が2台までできます。
ただし、同時接続は通信量がかさみますから使用量には注意してください。3日で10GB →1Mbpsやハイスピードエリアプラス(HS+A)での月7GB→128Kbpsの通信速度制限があります。
参考記事▶︎WiMAX 2+ 速度制限に2種類あり
2.家中に電波が届く
モバイルルーターに比べて大きいので電波は安定しています。モバイルルーターはポケットサイズですから内部アンテナなどの構造上電波が安定して届く範囲は限られています。モバイルルーターは基本としては持ち運びで、端末の近くで使うためのものです。
複数の部屋に届く電波が欲しいのであれば、モバイルではなくホームルーター の方が無難です。とは言いいましても建物の構造や状況によっては届きにくいことがありますから、万全ということでもありません。以前にも触れましたが、WiMAXの2.5MHz帯という比較的高い周波数では、直進性が高く、障害物などがありますと回り込むことは難しいのです。
ページ内参考記事:電波が届きにくい時の解決策
ホームルーターをえらぶ目的は、いわば固定回線の代わりということでしょう。光回線に比べると月額費用を抑えられ、固定回線の工事費用や煩わしさを避けて即使えるということです。引越し先へも持っていけますから簡便ではあります。
私の場合はモバイルルーターを選びました。事前に、室内で使えることを確認してありましたから、外出先でも使えるモバイルルーターにしたのです。室内ではパソコン2、3台を常時動かしています。外出時はタブレットを持ち歩いています。(参考記事➡︎WiMAX 使える速度? )
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ホームルーター 2種を比較
いま最もスペックが高いWiMAXホームルーター はSpeed Wi-Fi L02とHOME 02の2種類です。これ以前の機種も使えなくはありませんが、新しく申し込むのならこの2つ以外に選択肢はありません。事実、選べるホームルーター はこの2種のみに限定しているプロバイダーも最近は増えてきました。
ホームルーターのL02とHOME 02を比べてみます。
⇄表はスクロールできます(スマホ)
ホームルーター・L02とHOME02を比較 |
||
---|---|---|
WiMAX 2+ ホームルータ名 |
HOME L02 | HOME 02 |
Image | ![]() |
![]() |
発売日 | 2019年1月25日 | 2020年 1月30日 |
メーカー | HUAWEI | NEC |
カラー | ホワイト | ホワイト |
サイズ | 93×93×178mm | 50×118×100㎜ |
重さ | 436g | 218g |
最大通信速度(下り) | 1Gbps | 440Mbps |
最大接続可能台数 | 42台 | 21台 |
WiMAXハイパワー | X | 〇 |
ビームフォーミング | 〇 | 〇 |
電波インジケータ | 〇 | 〇 |
Amazonアレクサ連動 | X | 〇 |
fa-arrow-circle-rightWiMAXハイパワー
電波が弱いときに通信速度を改善(約20%)させる技術。 「省電力モード」で0FFの設定ができます。NECのHOME02にはこの機能が搭載されています。
fa-arrow-circle-rightビームフォーミング技術
WiMAXの電波は直進性が高く、障害物には弱いという特性があります。WiMAXルーターがPCやスマホなどの端末と通信をつなぐ際にも、ルーターからの電波は全方向に放っています。本来必要なのはルーターと端末間の電波だけで良いはずです。そこでルーター⇆端末間に電波を集中させる技術ができました。これが、ビームフォーミング技術です。いわば「電波を無駄なく使う技術」ですね。この技術を搭載することにより通信速度を上げ、通信距離の拡大が期待できるというわけです。ビームフォーミングはL02、HOME 02両方に備わっています。
fa-arrow-circle-right電波インジケータ
電波インジケータでルーターの電波状態がわかります。電波の状態を13段階のレベルわけで表示されますから、より繋がりやすい場所へ移動させて設置する手助けとなります。電波インジケータもL02とHOME02双方に搭載されています。
fa-arrow-circle-rightAmazon アレクサ連動
HOME 02に搭載されている機能です。Amazonのスマートスピーカー"アレクサ"と連携させ、話しかけることによりWiMAXのデータ使用量の確認や通信モードの切り替え、ルータ情報の取得、設定などが行えます。ファームウェアの更新もできます。
ホームルーター、どちらを選ぶ?
いまWiMAX 2+ ホームルーター を選ぶとすればスペックの面から、上の表に掲げたL02とHOME02の2種しか選択肢はありません。この2つを比べればよりコンパクトなのが表右側のHOME02で、高さは6cm低く重量も218gでLO2の約半分。とはいってもLO2の436gだって重すぎるわけではありません。ホームルーター ですから、頻繁に置き場所を変える必要はあまりないでしょう。この程度の重さは重要なことではない筈です。
でも、この2つ、速度がだいぶ違います。L02が下り最大1Gbps・上り最大75Mbps、HOME02は下り最大440Mbps・上り最大75Mbpsです。同時接続台数はL02:最大40台HOME で02は最大20台です。対応エリアなどは双方とも同じです。
あ、最大の違いは「中国産か、日本メーカーかだ」という方がいました。L02は中国のHUAWEI(ファーウェイ)製で、HOME02は日本メーカーのNEC製です。モバイルルーターも最速はファーウェイ製のSpeed Wi-Fi NEXT W06 です。ファーウェイについてはいろいろ取りざたされていますが、ことWiMAX 2+ のルーター に関してはいちばんのスペックです。
Speed WiFi HOME 02とSpeed WiFi HOME L02のそれぞれの特徴を比較して見ていきましょう。使う状況や環境によって、いま選ぶべきホームルーター はどちらか自ずと見えてくるでしょう。
●Speed WiFi HOME 02
NEC製・HOME02の特徴をあげれば「電波のつながり重視の性能」ということでしょうか。接続機器を確認できる「見えて安心ネット*」や、アマゾンのAlexaと連携できるなどの機能にも興味をそそられるかもしれません。
HOME02はサイズとしてもホームルーター としては最小サイズですから場所をとりません。消費電力も最大9W( L02は最大24W)です。電気代金も抑えられます。HOME02の特徴をまとめると次のようになります。
- NECプラットフォームズ・製
- 電波の繋がりや、Wi-Fiの広がりを重視した設計
- データ通信量、電波状態などがスマホで確認できる付帯機能
- 家族で便利な、接続機器をひと目で確認「見えて安心ネット」
- スマートスピーカーAmazonAlexaと連携できる
- 小型で軽量のコンパクトサイズで、消費電力も抑えられる
●Speed WiFi HOME L02
先にあげたNEC製のHOME02はいろいろ付加価値があり使い勝手が良さそうですが、<strongWiMAX2+ルーターの本質的価値は速度と電波の安定性ですよね。どちらを比べてもNEC製のHOME02よりHUAWEI製L02が優っています。 がんばれニッポン。
HUAWEI製のL02は高速度と、4本の高感度アンテナでの電波の受信感度の良さが売りです。同時接続台数はHOME02の2倍の42台、それに「ベストポジション」や「Wi-Fi TXビームフォーミング対応」機能もあります。
fa-arrow-circle-rightベストポジション:電波の強さをスマホアプリで確認して、より電波の強い場所へルータを設置することできる機能。
fa-arrow-circle-rightWi-Fi TXビームフォーミング:スマホなどのWi-Fi端末の位置を検知し、そこへ狙って電波を送信する機能。Wi-Fi端末側も設定が必要。
速度についてすこし付け加えます。下り最大値では HOME 02が440Mbps、L02は1000Mbps(1Gbps)で2倍以上の差が出ています。WiMAX機器で表記されている上り下り速度の最大値は理論値です。しかもL02:1000Mbpsはハイスピードプラスエリアモード(HS+A)でかつLANケーブル接続時の下り最大速度です。(LO2にはUSBケーブル用端子はついていません)LO2はWi-Fi接続では下り最大867Mbpsです。
普段ハイスピードモード(HS)で使用している限り、実際にはHOME 02と L02においてさほどの違いは出てこないかもしれません。それでもより高速度の可能性から、ホームルーター のオススメはSpeed Wi-Fi HOME L02ということになります。
Speed WiFi HOME L02 の特徴
- HUAWEI(ファーウェイ)・製
- 高画質動画も快適な通信速度・下り1Gbps対応の最高速ホームルーター
- 360度全方位カバーする4本の高感度アンテナにより電波を効率よく受信。通信の安定性が高い。
- 接続端末可能台数40台。(2.4GHzの周波数帯で20台、5Ghzの周波数帯で20台)
- スマホアプリから操作設定ができる。「ベストポジション機能」「通信モード自動切替機能」「5GHz優先機能」なども
Broad WiMAX(ブロード ワイマックス)では、ここまでにとりあげた4機種どのルーター機種を選んでも \無料/ となっています。
WiMAXのモバイルルーターを選ぶ
いま(2020年10月)、多くのWiMAXプロバイダーが扱うモバイルルーターは2機種に集約されています。W06とWX06です。これから導入するのなら、この2種以外はもはや過去の製品といってよろしいでしょう。次の表ではこの2つのモバイルルーターの概要をまとめてあります。
◉表は⇄スクロールできます(スマホ用)
WiMAX 2+ モバイルルーターW06とWX06の比較表 |
||
---|---|---|
WiMAX 2+ モバイルルーター |
W06 | WX06 |
Image | ![]() |
![]() |
メーカー | HUAWEI | NEC |
発売日 | 2019/1/25 | 2020/1/30 |
カラー | ブラックブルー ホワイトシルバー |
ライムグリーン クラウドホワイト |
サイズ | 128×64×11.9mm | 111×62×13.3㎜ |
重さ | 125g | 127g |
最大通信速度(下り) | 1.2Gbps | 440Mbps |
最大通信速度(上り) | 75Mbps | 75Mbps |
最大接続可能台数 | 16台 | 16台 |
連続通信時間 ハイスピードモード |
最大 11.6時間 | 最大 14時間 |
クレードル対応 | X 不可 | ○ 可 |
WiMAXモバイルルーターの速度を比較
通信速度の最速モデルは、ホームルーター 同様 HUAWEI (ファーウェイ)製の機種Speed Wi-Fi NEXT W06です。 W06の下り最大は1.2Gbps、 同じくHUAWEI のホームルーター Speed Wi-Fi HOMELO2は下り最大1.0Gbpsです。いずれも1Gbps(1,000bps)を超えていますが、むしろモバイルの方が.2Gbps(200bps)だけ速いことになっています。この差については下の囲み(2つ目)で説明しています。
モバイル同士の下り最高速度を比べて見ますとW06(1.2Gbps)がWX06(440Mbps)の3倍近くの数値となって圧倒的にW06が優っています。速度重要視でモバイルルーターを決めるならW06で決まりでしょう。
W06の下り最大速度1.2Gbpsは理論値です。エリアも限られます。さらにハイスピードプラスエリアモード(HS+A)、ハイパフォーマンスモードそして4×4MIMO設定*での下り最大速度です。また、このときの接続はUSBケーブル(USB3.0 以上対応のType-C ケーブル)での場合です。W06の無線Wi-Fi接続では下り最大867Mbpsです。
fa-arrow-circle-rightモバイルルーターW06ではハイパフォーマンス、ノーマル、バッテリーセーブなど3段階のモードを設定できます。ハイパフォーマンス設定によりWiMAXの速度が高速化する場合もあります。充電された電池の消耗も早まりますから、充電しながら使える場合での使用が賢明かもしれません。
fa-arrow-circle-right4×4MIMO*は、データの送信側(基地局)とルーター内のそれぞれに4本のアンテナを擁し、これにより複数のデータを同時に送受信することで高速通信を図るという技術です。ルータ側で設定でき高速通信を期待出来ますが、やはり消費電流に影響があります。
fa-arrow-circle-rightモバイルw06とホームルーター L02 との速度差(0.2Gbps(200bps)は、USB3.0 以上ケーブルの接続(W06)とLANケーブル接続(LO2)のちがいが差になってあらわれるようです。いずれにしましても速度の面では両機に大差はないように思われます。(W06はUSBケーブル接続)
WiMAXモバイルのバッテリーを比較
ハイスピードモード(HS)とハイスピードプラスエリアモード(HS+A)を利用した場合のおおよその連続通信時間(充電の持ち時間)を比べたのが次の表です。
バッテリーモードの呼び名はW06とWX06では少し異なります。
( )内はWX06の名称
- ハイパフォーマンス(名称同じ、ハイパフォーマンス):速度重視の設定
- スマート(ノーマル):速度と電池のバランスを考慮する設定
- バッテリーセーブ(エコ):電池重視の設定
fa-arrow-circle-rightハイスピードモード(WiMAX 2+)使用時の連続通信時間
パフォーマンス設定 | W06 HUAWEI |
WX06 NEC |
---|---|---|
ハイパフォーマンス | 7時間10分 | 8.3時間 |
スマート(ノーマル) | 9時間 | 11.5時間 |
バッテリーセーブ(エコ) | 11時間40分 | 14時間 |
fa-arrow-circle-rightハイスピードプラスエリアモード(WiMAX 2+、LTE)使用時の連続通信時間
パフォーマンス設定 | W06 HUAWEI |
WX06 NEC |
---|---|---|
ハイパフォーマンス | 5時間 | 8.1時間 |
スマート(ノーマル) | 6時間40分 | 10.5時間 |
バッテリーセーブ(エコ) | 10時間 | 13.3時間 |
上の表を見ますとW06よりWX06の方がだいたい1、2時間は長持ちしそうです。バッテリーの持ち優先で選ぶのならWX06ですね。
ただし、Wi-Fiに接続せず休止した状態での連続通信時間はW06の方が長時間となっています。⬇︎
fa-arrow-circle-right連続待受時間
W06 HUAWEI |
デフォルト設定(WiMAX 2+、Wi-Fi未接続時):約800時間 |
---|---|
WX06 NEC |
休止待受:約700時間 ウェィティング:約45時間 |
室内ではW06を充電器に繋げたまま、ハイパフォーマンス設定で私はつかっています。
W06はクレードルがないけれど。。
W06にはクレードルがありませんが、WX06には別売でクレードルがあります。
クレードルは台付きの充電器であるとともに、有線LAN接続機器でもあります。また固定回線を無線化できる機器ともなります。
有線LAN接続fa-arrow-circle-rightWiMAXルータをセットしたクレードルのLANポートとパソコンのLANポートを有線LANケーブルで接続すれば有線のインターネット接続となります。
無線ルーターとしてfa-arrow-circle-right光回線などの固定回線がある環境ではクレードルをLANケーブルで回線に接続することにより、無線LANアクセスポイントとなります。例えば固定回線がある出張先や会議室などで自前のクレードルを使って無線アクセスポイント化できることになります。
WX06のクレードルにはWiMAX 2+アンテナ4本が搭載されています。これにより"電波が弱い場所での通信速度がクレードル無しの時と比べ約60%向上"と発表されています。このようにクレードルは充電器だけではなく、便利な側面を持っています。
ではなぜW06にはクレードルがないのでしょうか。それはW06はクレードルがなくても十分な速度と安定性をを得られるということの表れでありましょう。
W06では高性能ハイモードアンテナの搭載と前述のWi-Fi TXビームフォーミングに対応しています。よって、繋がりにくかった場所でも、電波をキャッチし、通信速度と安定性が向上したルーターとなっています。速度と安定性が得られるとなれば、あえてクレードルを使う意味もありませんね。
用途によりクレードルの使用が必要でしたらWX06となりますが、そうでなければW06でしょう。私は、室内でも外でもW06を使用しています。室内では常時3〜4のPCや端末を動かしていますがストレスなく使えています。総合的に見てもモバイルルーターはWiMAX 2+Speed Wi-Fi NEXT W06をおすすめします。
モバイルルーターのUSB有線接続
W06は有線LAN接続はできませんが、USBケーブルで有線接続ができます。W06には充電クレードルが無いので、LANケーブル用端子はありません。W06の前機W05には充電クレードルがあり、LANケーブル用端子がありました。W05のクレードルでW06の充電はできますが、LANケーブル用端子を使っても有線LANとして機能しません。
W06でパソコンなどの端末に有線接続する場合はType-CのUSBケーブルをつかいます。機器にはUSBケーブルは同梱されていませんでしたが、Type-C変換コネクタは私の場合は『試供品』として最初から入っていました。常に入っているのかは不明です。小さいものですから、お見落としなきよう。USB接続はパソコンなどの機器側も、またUSBケーブルも"USB3.0"以上の使用が推奨されています。
will not
W06は無線接続かUSB接続のいずれかです。繰り返しになりますが、モバイルルータで有線LAN接続が必要でしたら、WX06ということになります。WX06なら旧機同様、クレードルで有線LAN接続ができます。また、WX06もUSBケーブルで有線接続ができます。
モバイルルーターW06に決めたわけ
ここまでの内容ですでにお分かりかと思いますが、私の結論はモバイルルーターはW06です。 クレードルの必要性は感じませんし、通信速度はWiMAX史上最速です。
●クレードルは必要ない?
WX06とW06ではクレードルの有無の差はあります。クレードルなしのW06で充電に不便を感じていません。LANケーブル接続ができないことも私には問題ありません。そもそも有線接続は考えていませんでした。 WiMAXの良いところは無線接続に決まっています。WiMAXが有線接続のみだったら最初から導入していません。
●通信速度の可能性に期待
W06の下り最大速度は1.2Gbpsです。無線接続時でも867Mbpsあります。WX06は440Mbpsですからその差は2倍近くあります。
理論値ですから、前述しましたように、全ての条件が整わなければこの速度は出ません。現実では私の室内で40〜50Mbpsです。しかし理論値は出なくとも、ルーター機器として速度に関しての余力を持っていると言えるのではないでしょうか。今あるWiMAXルーターの中で、最速のものを選ぶのは当然だとも思えるのです。HUAWEI社製が気になるとおっしゃるのでしたらならともかく。。。。
最新ルーターを無料(0円)で入手するためには
WiMAX(=WiMAX2+)はどこの業者(プロバイダー)から申し込んでも、選べる機種(ルーター)は同じ種類です。また通信速度やエリアなども変わりません。
プロバイダーによっては、さまざまなキャンペーンがあったり、キャッシュバックなどと魅力的に思える特典を掲げています。でも結局、多くの方は最終的にトータルの価格、コストパフォーマンスで選ぶことになるかとおもいます。
価格やサービス、それらを総合的にふまえてブロードワイマックスは一番おすすめできるプロバイダーです。おすすめの理由やその詳細はこちらのページにあります。↘︎
当サイト内記事▶︎ここがおすすめ! 割安プロバイダー
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ブロードワイマックスをおすすめする理由のひとつに、《キャンペーン利用でルーター代金が0円》がありますが、ここではその適用要件を説明します。
実はかんたんです。webから申し込めば適用となります。つまりこのページのブロードワイマックスへのリンクから申し込めば、もれなくルーター代金が0円となります。ここまでご紹介してきたルーター(端末)全機種からどれを選んでも0円(無料)です。
さらにブロードワイマックスでは「クレジットカード」払いで初期費用の18,857円が無料になります。
初期費用無料の適用要件として「クレジットカード」払いと、「指定オプションサービスに初回加入」という2つの適用要件がありますが、ルーターが届いたらすぐ解約してもOKです。「指定オプションサービス」は①「安心サポートプラス」(月額550円)と②「My Broadサポート」(月額907円、最大2ヶ月無料)の2種類ですが、必要なければどちらも解約して構いません。
以上でルーター代金と初期費用が無料になります。月額料金は業界で最安値級を謳うブロードワイマックスですから、まさにお得なプロバイダーです。
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まとめ
-
- WiMAXルーターはホームとモバイルがある
- 外でも室内でも使うならモバイルルーター
- 室内だけならホームルーター
- ホームルーターは2種類あるがスペックで選ぶなら②LO2
①HOME02(NEC製) ②LO2(HUAWEI製) - モバイルルーターも2種類。スペックで選ぶなら④W06
- モバイルのクレードルを使いたいのなら③WX06
③WX06(NEC製) ④W06(HUAWEI製) - どのルーターもハイスピードモード(HS)とハイスピードプラスエリアモード(HS+A)が利用できる。
- 使用量に注意、速度制限あり。3日で10GB →1Mbps、HS+Aは月7GB→128Kbps
- Broad WiMAX(ブロードワイマックス)は、ルータ代金0円、初期費用0円で利用できる。
- ブロードワイマックスのルータ代金0円、初期費用0円はweb申し込み、クレジットカード支払いが適用条件である。
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電波が届きにくい時の解決策(その1)
fa-arrow-circle-rightルーターの設置場所を変えてみる。窓の近くや高い場所に移動してみると改善されることもあります。
■ルーターから電波が届きにくい時
fa-arrow-circle-rightルーターからPCへの接続を有線接続にすると速度が改善されることがあります。
ホームルーター ならLANポートがありますからLANケーブルで接続できます。モバイルルーターのWX06は別売のクレードルを使ってLAN接続ができます。W06はUSBケーブルで有線接続ができます。WX06もPCとUSB接続ができますが、クレードル装着中はできません。もう一つ、USB接続できる端末はパソコンだけです。スマートフォンとはUSB接続USB接続しても通信はできません。
fa-arrow-circle-rightルーターから端末への電波の届きが芳しくないときは、WiFi 無線LAN 中継機 を使うという方法もあります。これはホームルーター に限ったことではありません。モバイルルーターでWi-Fi 無線LAN 中継機 を使用することにより、離れた部屋でも使える可能性が高くなります。
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