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当サイトに掲載の各 WiMAX機器、各WiMAXプロバイダーのサービスやキャンペーン等の情報は掲載時のものであり、現在のものとは異なります。※最新の情報については必ず公式サイトにてご確認くださいますようお願いいたします。

 

Contents

WiMAX+5G・はじめに・

日本の移動通信システムにも2020年3月からドコモ、au、ソフトバンクで5Gが導入されました。エリアはまだ十分とはいえず順次拡大されていくさ中にあります。

WiMAX(WiMAX 2+)の市場も2021年4月に5Gプランの登場により様変わりしつつあります。WiMAX+5Gはまだ通信網がさほど整っているとは言えませんから、もう少し様子を見てから決めたいと考えている方も多いかと思われます。またWiMAXに限らず常に最新を体験しておきたい御仁も少なからずいらっしゃいます。
いずれにしましても、これからWiMAXの導入を考えている方なら、超高速通信の可能性を秘めたWiMAX+5Gは有力な選択肢の一つとなることは必至でありましょう。すでに今までのWiMAX 2+プランの新規取り扱いをやめ、5Gプランのみとしたプロバイダーもあります。

そのようなWiMAX+5Gが本当に導入に足るものか、ご判断いただけるよう主要・重要な事がらをまとめてみました。ぜひ参考になさってください。

免責事項

WiMAX+5Gプラン とは

ご存知のように5G(5th Generation)は「第5世代移動通信システム」を指し、今までの4Gから見たら次世代の通信となります。高周波・広帯域の電波を使用し高速・大容量ですから同時に多数の接続も遅延なくできるという特質をもっています。

 

5Gの通信速度の飛躍的な向上はwebサイトの閲覧はもちろん動画視聴やゲームにおいても快適に愉しむことができるようになります。データのやり取りも遅延なく、同時接続機器の台数も5Gなら格段に向上します。

 

しかし、5Gの通信を実現するには通信網の整備はもちろん、対応した端末機器も必要であり、WiMAXにおいても旧来の4GやWiMAX 2+のルーターは使えません。5G対応のプランで5G対応機器を用い5G対応の地域でという条件に適ってこそ5G通信を利用できるということになります。現時点(2021年9月執筆時)では5Gに対応する地域はまだ多くはありません。 (エリアについてはのちほど触れます➡5Gを利用できるエリア)

5Gの電波 【Sub6とミリ波】

5Gは超高速、超低遅延、超多端末接続という3つの特徴が謳い文句となっていますが、ちょっと待ってください。じつは5Gは2種類の電波を採用しています。

Sub6(サブシックス)」と「ミリ波」の2種です。Sub6の周波数帯は3.6GHz~6GHzの帯域を使い、ミリ波は28GHz~300GHzを使用します。従来の4Gは3.60GHz未満の周波数値帯を利用しています。Sub6、ミリ波それぞれ利点(Pros )、欠点(Cons)があり、互いに補うことで望ましい5Gが成立するというわけです。Sub6、ミリ波の2つの周波数の特徴が下の表です。

5G ub6とミリ波のPros & Cons

 

sub6とミリ波の Pros & Cons
周波数値帯 Pros Cons
sub6 3.6GHz~6GHz未満 ・電波が広域に届きやすい

・障害物の影響を受けにくい

・4G技術の転用により実装がミリ波より容易

・割り当てられている周波数値帯が狭い

速度、同時接続数がミリ波より劣る

ミリ波 28GHz~300GHz ・割り当てられている周波数値帯が広い

超高速通信超低遅延同時接続多数

・直進性の性質による障害物の影響を受けやすい

・電波がカバーできる範囲が狭い

・技術上、実装が容易ではない

↑の表でおわかりいただけるように
5Gの最も特徴的な利点である『超・高速、超・低遅延、超・多端末接続』はミリ波にあります

 

ところが現状は、ミリ波の普及はまだ先のことです。中国では、2022年の冬季オリンピックに向けて5Gミリ波サービスの導入開始を目論んでいるそうですが、日本で一般的に使えるのはまだだいぶ先になるかもしれません。

 

表でも示しましたようにミリ波の実装は技術的にかなり難しく、当面は4Gの基地局を転用したsub6でエリア拡充を図っていくものと思われます。
sub6はミリ波に比べると速度においてはかなり劣ります。それでも4Gに比べればかなりの高速
ではあります。(ページ内関連記事➡WiMAX+5Gはauの5G回線を利用します

WiMAX +5Gプランがどのようなものかをお話しする前に、いまどのような端末機器がWiMAX +5Gにあるのかを先に掲げておきます。⇓

WiMAX+5G対応の端末機種

WiMAX +5Gプランに対応した端末機種としては持ち運びができるモバイルルーター「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」と、屋内用のホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」があります。

5Gモバイルルーター
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi
画像:UQwimax

持ち運びができるものと屋内用では目的が異なりますから、形状やスペックにもその違いが表れています。まず大きさが違います。モバイルは充電して使えますが、屋内用は常時コンセントにつないで使います。モバイルは使いやすいタッチ画面があります。ホームルーターにはタッチ画面はありませんが、専用アプリで通信量、電波状態、各種設定など確認とセッティングができます。同時接続台数はモバイルが最大10台、屋内用は最大30台となっています。

5Gホームルーター
Speed Wi-Fi HOME 5G L11 画像:UQwimax

 

速度はモバイルルーターが下り最大2.2Gbps、屋内用ルーターが下り最大2.7Gbpsです。
これは一部エリアでの理論値*ですから同じ条件下では実質速度にさほどの差ではないでしょう。屋内において電波の届く範囲はホームルーターが勝ると思われます。

 

理論値(ベストエフォート)

理論値*
WiMAXに限らず端末機器に掲げられている速度の数値は、技術上の最大値です。利用環境や回線状況が最適な状況下であればその速度が得られる可能性はあります。通常の使用では理論値から大幅に低速になります。近ごろは「ベストエフォート」(best effort)というカタカナ語で記載されていることが多くみられます。

余談ですが"best effort"は先日(9/15)NHKの「ラジオビジネス英語」でも取り上げられていました。ご興味ありましたら下の【コラム】をクリックしてみて下さい。

【コラム】ベストエフォート NHK「ラジオビジネス英語」

先日2021年9月15日放送のNHK「ラジオビジネス英語」の"Master Business Words of Foreign Origin"というコーナーで

best effort

最大限の努力

という語を取り上げていました。

インターネット回線の通信速度に使われる「ベストエフォート」は、回線業者が最大限努力したときの速度でインターネットに接続すること、という意味です。

Communications are provided on a best-effort basis. Actual data rates may differ depending on the communications environment.
通信はベストエフォート方式で提供されます。実際の通信速度は、通信環境に応じて変化する場合があります。

best effort は、「保証はできないけど、やるだけのことはやる」という努力目標を表します。

出典:「ラジオビジネス英語」2021 9月号 NHKテキスト

以下best effort のいくつかの用例と解説がつづきますが、この辺りにしておきましょう。
「ラジオビジネス英語」は34年続いた杉田敏氏の「実践ビジネス英語」の後継ラジオ講座です。今年4月から始まりこの9月で終了しました。10月から6か月間、再放送が始まります。

 

モバイルルーターとホームルーターのスペックなどを下の表ににまとめてあります。

WiMAX+5Gのモバイルルーターとホームルーター 比較

表はスクロールできます(スマホ)
端末種別 ホーム ルーター モバイル ルーター
image
機種名称 Speed Wi-Fi HOME 5G L11 Galaxy 5G mobile Wi-Fi
メーカー ZTE SAMSUNG
対応エリア

WiMAX 2+au 4G LTE(1.7GHz、2GHz)au 5G(3.7GHz)/

/ au 4G LTE(800MHz)au 5G(700MHz)

対応モード スタンダードモード / プラスエリアモード
通信速度

(受信)

最大2.7Gbps 最大2.2Gbps
通信速度

(送信)

最大183Mbps
同時接続台数 最大30台 最大10台
大きさ寸法 W70×H182×D124㎜ W147×H76×D10.9㎜
重量 599g 203g
備考 電源;

AC100V-240V

充電時間:

共通ACアダプタ01 約160分

 

ブロードWiMAXとカシモWiMAXは月額料金が他社より安く、5G端末機器(ルーター)はモバイル、ホームのどちらを選んでも無料です。

 

 

モバイルルーターGalaxy 5G mobile Wi-Fiを推す

上の表で示しました2機種の違いは当然なことながら、モバイルルーターとホームルーターの特質によるものです。例えば同時接続台数がモバイル10台に対しホームルーターは30台です。それでも通常は30台を接続することは少ないでしょう。個人や家庭内での使用なら10台でも十分といえるのではないでしょうか。家の内外をとわず持ち歩き出来るモバイルの利便性を個人としては気に入っています。

 

モバイルルーターGalaxy 5G mobile Wi-Fiのディスプレイは5.3インチで、従来のモバイルに比べると大画面となりました。あたかもスマートフォンのごとき縦でも横にも対応した使いやすい形状です。スマホで知られるSamsung故のデザインということになるのでしょうか。

 

5G モバイルルーター
内臓スタンド

ホームルーターはコンセントにつないでの使用ですが、モバイルは5000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。使用状況にもよりますが連続通信時間は約1,000分が公称ですから、従来の機器より2時間以上延びています。充電中は背面の自立スタンドを起こして横向きに立てておくことができます。卓上カレンダー付きのデジタルクロックのような使い方ができます。

WiMAX+5Gの端末はモバイルがよいかホーム型がよいか迷ったら、選ぶ目安は次の2点でしょう。
●10台以上の同時接続をすることがある
●外でのwifi接続はWiMAX以外の方法で行う

↑上記にあてはまればホームルーターSpeed Wi-Fi HOME 5G L11を、該当しなければモバイルルーターGalaxy 5G mobile Wi-Fiがよいのではないかと思います。

WiMAX +5G_ならホームルーターも持ち運び可

WiMAXならホームルーター持ち運び可


実は、WiMAX+5GのホームルーターSpeed Wi-Fi HOME 5G L11は持ち運ぶことができます服のポケットには無理でもカバンになら入るでしょう。電源の確保は必要ですが、出張先や旅行先に持ち運んで使うことができます。(W7.0×H18.2×D12.4cm)

 

WiMAX以外の5Gのホームルーターは、登録している住所以外での利用はできないという場合が多いのです。例えばがauの「ホームルータープラン 5G」や、NTTドコモ「home 5G」、ソフトバンク「SoftBank Air」は届け出の住所のみでの利用ときめられています。

 

WiMAX+5G以外は出張先や旅行先に持ち運んでも使うことはできないということです。持ち運んで使う場合はWiMAX +5Gを選びましょう

ブロードWiMAXとカシモWiMAXは月額料金が他社より安く、5G端末機器(ルーター)はモバイル、ホームのどちらを選んでも無料です。

 

WiMAX+5Gプラン その特徴は

旧来のWiMAX 2+では対応していなかった5Gを取り入れた新しいプランがUQ WiMAXから、開始されたのは今年2021年4月のことでした。。その後UQ WiMAXと提携の各プロバイダー(WiMAX販売代理会社)も扱い始めました。

 

接続回線としては今までの「WiMAX 2+」,「au 4GLTE」に加えて「au 5G」に対応しています。WiMAX 2+の速度は下り最大440Mbpsでした。これがWiMAX5Gでは下り最大2.2Gbps(ホームルーターは2.7Gbp)となっています。

■WiMAX +5G「ギガ放題プラス」は、利用可能なエリアに応じて次の2つのモード(標準モード、プラスエリアモード)が提供されています。

2つのモード WiMAX +5G
標準モード(スタンダードモード):月間データ容量上限なし
WiMAX 2+と同等のエリア(WiMAX 2+エリア、au5G/4G LTEの一部のエリア)対象のau 4G LTE,au 5Gエリア

プラスエリアモード(オプション):月間データ容量15GB (送受信最大128kbpsに制限) auサービスと同等のエリア(au5G/4G LTEエリア)※プラスエリアモードはオプション料金月額1,100円(税込み)がかかります。無料にしているプロバイダーもあります。(BroadWiMAX+5Gプラン、カシモWiMAX+5Gプランなど)

新しいWiMAX +5Gの「ギガ放題プラス」プランと今までのWiMAX 2+「ギガ放題」プランの月間データ容量および速度制限条件の比較が下の表です。

標準モード
WiMAX 2+ ギガ放題 WiMAX +5G ギガ放題プラス
月間データ容量 上限なし(無制限)
速度制限条件 3日で10GB使用 3日で15GB使用
速度制限時間帯 翌日18時頃-2時までの混雑時間帯
速度制限 概ね1Mbps
上の表にありますように、今までの「3日間10GB使用で1Mbps」になるという制限が、5Gプランでは「3日間15GBで1Mbps」制限に緩和されています。
月間データ容量は従来通り無制限です。

プラスエリアモード
WiMAX 2+ ギガ放題 WiMAX +5G ギガ放題プラス
月間データ容量 7GB 15GB
月間データ容量超過時の
標準モードの制限
月末まで制限あり
(送受信最大128kbpsに)
制限なし
WiMAX 2+「ギガ放題」では、ハイスピードプラスエリアモードでの使用は、7GBを超えると128kbpの低速に制限されます。これは標準モードの使用も同様に制限されます。
WiMAX +5G「ギガ放題プラス」では、ハイスピードプラスエリアモードでの使用が、15GBを超えると128kbpの低速に制限されますが、標準モード(スタンダードモード)の使用は制限されないことになっています。

 

つまりWiMAX +5G「ギガ放題プラス」ではWiMAX回線とau回線は制限なしで使えるということです。au回線はWiMAXの弱点ともいえる地下などの通信をカバーしています。このことは、いかに外部持ち歩きがストレスなしに使えるようになったか、今までのWiMAX 2+ユーザーが実感するところでしょう。

 

また、今までの3日間10GB超えで1Mbpsに落とされるという制限が、WiMAX +5G「ギガ放題プラス」では15GB超えで1Mbps、に緩和されます。今までも制限は翌日の夜間帯(18~26時)であるし、1Mbpsなら使えなくも無いというはなしもありましたが、この緩和はうれしい限りですね。平たく言えば毎日5GB(月間150GB)ていどなら速度制限なしということですから、私のようなものにとっては実質無制限ともいえます。

 

毎日5GBでどの程度使えるかといいますと、YouTubeの高画質(自動選択・480p)で1.5~2時間程度、その上の高画質720pで1~1.5時間となっています。毎日5~7時間以上の視聴ができることになります。

サイト内参考記事1GBの動画再生時間の目安

5Gを利用できるエリア

WiMAX+5Gプランでも5G通信を利用できるエリアは下の図で見られるようにまだ限られています。(UQはじめ各WiMAXプロバイダー公式サイトで確認できます)


5G対応機種であっても、5G提供エリアに該当しない4Gエリアでは4G(WiMAX 2+および4G LTEエリア)での通信となります。

WiMAX+5Gはauの5G回線を利用します

5Gの電波 の項で5Gの周波数は【Sub6とミリ波】があると申しました。auの5G回線はSub6とミリ波に加えNR化の周波数を活用することになっています。

 

これはauが全国に幅広くカバーしている既存の4G周波数を5Gとして高度化させる技術を用いて、5Gエリアの拡大の早期化を図るというものです。いずれにしましても現時点(20121年9月)では5Gの通信エリアを急速に拡大中ではあるが、Sub6とミリ波そろっての5Gはまだ先のことになりそうです。

 

とは申しましても、現状回線の5Gへ転用においても、今までのWiMAX 2+に比べてWiMAX+5G速さは十分実感出来るものと思われます。5G対応機器では、5G対応エリア外でもWiMAX2+対応機器より安定した通信が見込まれます。5G回線の急速な普及を見越してWiMAX+5Gを今から手に入れておくしておくこともアリでしょう。

画像:Galaxy 5G mobile Wi-Fi(broadWiMAXより)

WiMAX+5Gプランの料金比較


WiMAX+5G「ギガ放題プラス」になって通信速度は高まり、通信容量制限も各段に緩和され、使い方次第では無制限となる。良いことばかりのようですがやはり金額はWiMAX 2+「ギガ放題」と同じというわけにはいかなかったようで、端末機器価格と月額料金はWiMAX 2+」「ギガ放題」より高額になっています。

 

 

すでにご説明してきましたようにWiMAXの大もとの会社はUQ WiMAX(UQコミュニケーションズ)です。

WiMAX+5GプランでもUQ WiMAXはじめ多くの販売会社(プロバイダー)があります。そしてどのプロバイダーでWiMAX+5Gプランを契約しても、接続エリアや回線速度などの品質は変わりません。選べる端末も同じものです。異なることは料金体系とサービスやキャンペーンです。

 

端末機器を無料で提供しているプロバイダーキャンペーンもあります。また、月額料金はどこのプロバイダーでも同じ価格ではなく、少しずつ差があります。さらに契約期間や途中解約する場合の料金(解約金)などもプロバイダーによって異なります。

 

WiMAX+5G ギガ放題プランの価格と特色

この項では本家ともいえるUQ WiMAXのWiMAX+5G「ギガ放題プラス」とともに、おすすめできるプロバイダーとしてBroad WiMAXカシモWiMAXの料金を以下に掲げます。選んだ理由は格安であること、アフターサービスが充実していること、他のプロバイダーと異なるサービスや特色があることです。これらの条件をもとに数多くのプロバイダーの中から精査しています。

◉表はスクロールできます(スマホ用)

WiMAX +5G
「ギガ放題プラス」主要プロバイダー比較

プロバイダ名 UQ WiMAX Broad WiMAX カシモWiMAX
logo image
端末機種 モバイルルーター Galaxy 5G mobile Wi-Fi
ホームルーター Speed Wi-Fi HOME 5G L11
端末代金 21,780円 0円 0円
契約事務手数料 3,300円
月額料金
初月~25カ月間:
4,268(2年自動更新)
初月:
4,763円の日割り1~24ヶ月目:
4,76325ヵ月目以降:
5,313
初月:0

1ヵ月目:4,500

2ヵ月目以降:4,750
プラスエリア
オプション料金
月額:1,100円 0円 0円
月額料金3年間合計(37ヵ月)
Ⓐ+Ⓑ
198,616
(25カ月合計は134,200円)
180,450
(初月日割りを2,382円で計算)
170,750
契約期間 2年 3年 3年
契約解除料
違約金
1,100円

更新期間中は0円(3ヶ月間あり)
12ヶ月以内28,050円+10,450円(キャンペーン違約金)

 

13-24ヶ月以内:21,450円+10,450円(キャンペーン違約金)

 

25ヶ月目以降:14,300円

 

更新月(37か月目):0円

 

更新月以降:10,450円
24ヶ月目以内:16,000円+25,000円(端末代金)

 

25ヶ月目-36ヶ月目:11,000円+25,000円(端末代金)

 

更新月(37ヶ月目):0円

 

更新月以降:10,450円

ここに注目!
契約年数2年,解除料1,100円
Try WiMAX 15日間無料お試しアリ
キャッシュバック5,000円
いつでも解約サポート
キャッシュバック5,000円
シンプルな料金体系
割引のための加入必須オプションなし
(表内金額は税込み)

別途ユニバーサルサービス料や電話リレーサービス料が必要となる場合があります。(例:カシモWiMAXではユニバーサルサービス料3円/月、電話リレーサービス料1円/月)キャッシュバックおよび初月無料等のキャンペーンは当記事執筆時(2021年9月)のものです。諸条件については公式ページの記載をご確認ください。カシモWiMAX、Broad WiMAXの端末代金0円キャンペーンの諸条件は公式ページの記載をご確認ください。


3年間(初月を含む37か月間)月額金額合計を比べますと、低い順にのようになります。

カシモWiMAX、170,750円
Broad WiMAX、180,450円
UQ WiMAX、    198,616円
UQ WiMAXはさらに端末料金21,780円が別途必要です。

 

しかしこの金額は3年間解約せずに続けた場合の数字です。途中で事情ができたり気が変わったりということもありましょう。端から短期間で考えたいという方もおいででしょう。中途の解約もありうると思われる方は単に月額料金の比較だけにとどまらず、次の項も引き続きご覧ください。

 

 

 

 

WiMAX +5Gギガ放題プラン月額比較の落とし穴

↑先の表にもありましたようにUQ WiMAXは契約期間2年*ですが、Broad WiMAXとカシモWiMAXは3年です。

*(UQ WiMAXのWiMAX+5G「ギガ放題プラス」は「2年自動更新」のほかに「期間条件なし」もあります。こちらは25カ月間4,455円で26ヵ月目以降は5,005円/月になります。)

しかし、途中で契約解除する場合の解約金も考えておく必要があります

WiMAX +5G 解約金と、解約時の支払い総額

仮に契約初月を含む12ヵ月目に契約解除することになったとして、費用を計算したのが下の表です。解約までに支払うプラスエリア料金を含む月額費用と端末機器費用の合計からキャッシュバック金額を差し引いて算出した金額です(初期事務手数料3,300円およびその他の費用などは算入してありません。)


12ヶ月間で払い込み済みの月額費用と契約解除料(違約金を含む)の合計ではプロバイダー間でかなりの差が出ています。

(税込金額)◉表はスクロールできます(スマホ)

12ヵ月目に契約解除した場合の費用・比較

プロバイダ名
初月金額 4,268円 2,382円
(4,763円の日割り)
0円
1~11ヶ月金額計 46,948円 52,393円 52,000円
プラスエリアオプション料金 13,200円 0円 0円
端末機器代金 21,780円 0円 0円
キャッシュバック 5,000円 5,000円 0円
12ヶ月目の解約料金・違約金 1,100円 38,500円 41,000円
合計 82,296円 88,275円 93,000円
Broad WiMAXの初月額は4,763円の日割りですから1/2の23,824円として計算しました。

 

ご覧のように先の3年間合計金額の順位とは逆転ということになりました。

12ヵ月目に契約解除した場合の費用・比較
UQ WiMAX、    82,296円
Broad WiMAX、88,275円
カシモWiMAX、93,000円

 

UQ WiMAXとBroad WiMAX、の5,000円キャッシュバックがありますがそれを加味せずとも、12ヶ月で解約すると
合計ではUQ がいちばん安く解約できる
ことになります。

UQ WiMAXはプラスエリアオプション料金がかかりますし、端末も有料ですが、契約解除金は1,100円だけです。

 

解約時には月額費用、オプション料金、端末代金はすでに支払い済みのわけですから、さらに支払う金額としては概ね解約料金・違約金だけです。それが1,100円と3~4万円では気分的にも違うものがありましょう。

 

しかもUQ WiMAXの契約期間は2年で更新期間は3か月間あります。Broad WiMAX、カシモWiMAX両プロバイダーの契約期間は3年で更新期間は1か月間です。1年間程度で解約という予測があればUQ WiMAXは大きな選択肢になるでしょう。

 

ここでは、仮の12ヶ月で解約の計算ですから上のようになりましたが、解約の時点によって金額の差は異なります。しかしながら解約時期を予測しての契約はそうそうできるものではありません。そのような場合の次の対策が考えられます、が…ここにも落とし穴があります。

  1. UQ WiMAXの15日間無料で試せる Try WiMAXを利用する
  2. Broad WiMAXのいつでも解約サポート無料を利用する

 

のUQ WiMAXのTry WiMAXは、契約前に15日間無料で端末機器(ルーター)を借りることができるという制度です。電波がきちんと届くか心配、どの程度の速度を得られるのか知りたい、PCやゲーム機につないで試してみたい等々、事前に確認したい場合にはありがたい制度です。

ところが今現在(2021年9月)、5G対応機器(Speed Wi-Fi HOME 5G L11、Galaxy 5G Mobile Wi-Fi)は貸出できる在庫状況が(私の見る限りでは)いつも「X」か「△」となっています。数が少ないのか希望者が多すぎるのかはともかく、UQ WiMAXのTry WiMAXで5G端末を試してみるというのは今のところ簡単ではなさそうに思えます。

それでも、UQ WiMAXは解約金が1,100円と他のプロバイダより極めて低いので、端末機器の有料分との折り合いがつけば「いつでも解約しやすい」とは言えます。

 

のBroad WiMAXのいつでも解約サポート無料とは、契約後に解約する場合に指定の他社回線への乗り換えであれば違約金が無料になるというものです。(違約金のみの免除)契約して使ってみたが期待していたほどの電波の状態や回線速度が得られなかった、などという不満解消の手立てにはなるかもしれません。指定の他社回線はモバイルルーターサービスや固定回線などはドコモ光、au、SoftBankなどをはじめ豊富にあり提案もしてくれます。

WiMAX+5Gギガ放題プロバイダーのここに注目!

ここまでWiMAX+5Gギガ放題、各プロバイダの料金プランや特徴を見てまいりました。まとめとしてプロバイダーそれぞれの注目すべき事柄を載せておきます。冒頭で申しましたように、これからWiMAXの導入を考えている方なら、超高速通信の可能性を秘めたWiMAX+5Gは有力な選択肢の一つとなるでしょう。

 

WiMAX+5Gギガ放題の品質やエリアはプロバイダによって変わるものではありません。WiMAX+5Gギガ放題プロバイダー選びにおいては、料金やサービスを踏まえて下の3社に限ってよいかと思います。

BroadWiMAX+5Gギガ放題ここに注目!

BroadWiMAX ここに注目!
BroadWiMAXは端末機器が無料です。
プラスエリアオプション料金が無料です。
他のインターネット回線から乗り換える場合は*「他社から乗り換えサービス」を利用できます。
途中で解約したくなったら**「いつでも解約サポート」を利用しましょう。
***5,000円のキャッシュバックキャンペーンがあります。
*他社から乗り換えサービス」は現在他のインターネットサービスを利用していてBroadWiMAXに乗り換える場合にはその違約金を最大19,000円までBroadWiMAXが負担してくれるというサービスです。
**いつでも解約サポート」はいったん契約したBroadWiMAXから指定の他社インターネットサービスに乗り換える場合は違約金が無料になるサービスです。
***5,000円のキャッシュバックは所定の手続きを踏んで契約開始月を含む6ヶ月末に振り込まれます。条件として指定オプションサービス(安心サポートプラス605円、MyBroadサポート998円、の2つ)に初回加入しなければなりません。指定オプションは商品到着後に無料で解約できますから、必要なければ直ちに解約しちゃいましょう。私は安心サポートプラス605円にだらだらと入り続けていますが、必要ないという意見も少なくはありません。lol
いつでも解約サポート!
\\ブロードワイマックス がおすすめ//

 

カシモWiMAX +5Gギガ放題ここに注目!

カシモWiMAXここに注目!
カシモWiMAXも端末機器は無料です。
契約初月の月額料金が*無料
プラスエリアオプション料金が無料

加入必須のオプションは最初からありません(加入は自由)。2ヶ月目からの月額はずっと4,750円のままですから、面倒な計算は必要なくシンプルに安く収まります。

*(契約3ヵ月後の5G使用感に関するアンケート必須)

カシモWiMAXは旧来のWiMAX 2+の新規受付はやめて、早くもWiMAX +5G 1本に絞っています。この辺りの潔さといいますかシンプルさも好感度あがりますね。いずれは他のWiMAXプロバイダも+5Gに移っていくものと思います。

カシモWiMAX +5Gギガ放題公式ページへ

おしらせ
UQ WiMAXのキャッシュバックが1万円に!

《追加更新記事/2021年10月12日

UQWiMAXでは公式オンラインショップで5G端末を購入すると5,000円のキャッシュバックキャンペーンがありましたが、増額されて、2021年10月1日(金)から10,000円キャッシュバックとなりました。

UQWiMAX公式オンラインショップより新規で製品をご購入し、毎月のご利用料金をクレジットカードでのお支払いでご契約いただいた方
Speed Wi-Fi HOME 5G 11:5,000円キャッシュバック
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi:5,000円キャッシュバック

⇊さらに増額⇊

更に分割支払いでのご契約で5,000円増額!
Speed Wi-Fi HOME 5G 11:5,000円キャッシュバック→合計10,000円キャッシュバック
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi:5,000円キャッシュバック→合計10,000円キャッシュバック

くわしくはUQWiMAXの公式サイトでご確認ください。⇊

UQ WiMAX +5Gギガ放題ここに注目!

UQ WiMAX ここに注目!
2年契約というところがいいですね。
解約料金は1,100円ですから他社よりずっと安い。
記事中にも書きましたが解約する場合には、解約の時期によっては、総額も他社より安く上がります
5,000円のキャッシュバックは契約から4ヶ月目以降の所定の手続きで振り込まれます。
*UQ WiMAXの特徴的なサービスとしてはTry WiMAXがあります。
*Try WiMAXは契約前に15日間無料で試せるサービスです。希望する5G対応機器が選べるかは在庫状況次第ですが、事前に試せるというのは良いサービスですね。
月額料金は安いのですが、月額1,100円 のプラスエリアオプション料金は別途です。プラスエリアオプションを使わない月もあるという使い方であればいいのですが。
21,780円の端末料金も別途というのも痛いですね。

 

 

 

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